こんにちは。カオリ@編集部 です。

Dgs Phytreat はエルボリストリのメソッドを継承し、ハーブを専門に扱う日本で唯一の薬店であるわけで

ハーブのもつ無限の可能性をしっかりと伝えていきたいのですが
いつでもどこでも、なんでもかんでも
ハーブを使うべき!と言いたいわけではないんです。

生活スタイルも好みも様々。人によって「ちょうどいい」は違いますから、
みなさんのちょうどいいハーブとの付き合い方を見つけるためのお手伝いをしたいと思っているのであります。


・今をなんとかしたい    時々頼りたい派

・ワタシの相棒となるハーブをみつけたい    相棒常備派    

・マイブレンドを作って、それをしっかりと続けたい    メンテナンス派

・生活のあらゆるところでハーブを感じたい    とことんハーブ派


どんな方でもWelcomeです。

さて、そんなわけでハーブマガジン第四号は前号のつづきでもある

・塗る、すすぐなどの外用
・薫く、香らせる


といった、飲む以外の方法でもハーブを楽しめるということについてお伝えしたいと思います。

ハーブを飲むことがしっくりこなくとも、もしかしたら別の方法がはまる方もいるかもしれませんね。

ハーブの持つ成分は、外用でも大活躍してくれます。


◯ハーブでスキンケアやヘアケアができる


エルボリストリでハーブを求める方の中には、ハーブティーをヘアリンスとして使っている方もいらっしゃいました。
ブロンドヘアの方はローマンカモミール
グレーヘアの方はマロウブルー
が定番でした。

ハーブの粉末をペーストにして、頭皮のパックに使うこともできます。
また、ハーブをホワイトビネガーやアップルビネガーに漬け込んでつくる「ハーブビネガー」を薄めて、ヘアリンスやスキンケア等に使うこともできます。

アルコールにつけた「チンキ」を薄めて同じように用いてもOK。

まさに、新型コロナの流行中にはインスタライブで作り方をレクチャーしたりしていました。

Dgs Phytreatでは、そういったキットもお作りしています🧪

◯ハーブで入浴ができる


ハーブをお風呂に入れる。強い香りもないし、お湯もうっすらと色づく程度です。

でも本当はね、これで十分なんです。入浴後のお肌はしっとりすべすべになる。
使用するハーブによって、さっぱりと汗もひいて湯上がり快適

ハーブのなかでもラベンダーやリンデン、ジャーマンカモミールなどは体を温めつつ
自然な発汗を促す作用のあるものも多いです。

岩塩やエプソムソルトなどと合わることもできますよ!

梅雨時期〜夏にかけて、バスハーブづくりのアトリエを開催しようと思っております。
いろんなハーブを詰めて詰めて・・・夏こそ快適なバスタイムにしてみましょう🛀

全身浴が難しければ、足浴や手浴もおすすめ。少量のハーブでできます。

沸かしたお湯でハーブの蒸気を顔に浴びるフェイシャルスチームも手軽でいいですよ🌹
肌にもやさしくて、やるとやらないでは、結構差が出ると私自身も体感しております。

◯ハーブのハウスキーピング


ハーブビネガーはお洗濯のすすぎの際の仕上げ剤として使用することもできます。
ちなみに、今回開講している「Phytreat 植物療法入門講座」ハーブビネガーを仕込む回もあります。

ハーブをあらゆる場面で活用できるようになる講座ですのでよかったらぜひご参加くださいね🌿

そしてハーブをサシェにいれたものをシューズボックスやクローゼット、タンスにいれる
Dgs Phytreatではハーブ×天然樟脳のサシェもお作りしています。

これもエルボリストリ勤務時からお客様におすすめしていたものを、商品化しました。

◯ハーブを焚く


パロサント、ホワイトセージが世界的に流行しておりますが、ハーブを焚いた煙で空間を浄化する、スマッジングですね。

ちなみにフランス語ではLa fumigation (フュミガシオン)といいます。

これは身近なハーブのローズマリーやタイムなどのハーブで行う。
スティック、バトンタイプになっているものもあります。

個人的には「チャコールディスク」や「焼香炭」を使って焚くことが多いです。

フランキンセンス樹脂やミルラ樹脂、ベンゾイン樹脂も同じ方法で焚くことができます。
ちなみに、これらはずっと焚いておくものではなく、少量で十分です。
火の取り扱いは慎重に、そして煙探知器が作動することにならないよう、注意が必要です!


ハーブは飲むだけではない!色々な形で活躍してくれますね。
みなさんのお気に入りの使い方があれば、教えてください🌼


(2024年5月27日公開)