ドラッグストア月報では、Phytreatwebの発信元「Dgs Phytreat(ドラッグストアフィトリート)」の新しい商品やお店の様子をスタッフ目線でお伝えします。



こんにちは。スタッフのマコです。「Dgs Phytreat」では、スタッフ向けの勉強会も不定期で開かれています。

6月は「救心製薬」方から漢方の基礎知識を授けていただくことに。勤務を始めて本格的な講義に参加するのは初めて!     ドキドキ&ワクワクとともに臨みました。

まずは、東洋医学の基本となる「気(き)・血(けつ)・水(すい)」について教わります。

少しだけ説明をすると「気(き)」は生命活動のエネルギー源です。血液や体液は「血(けつ)」であり、それ以外の唾液、汗、リンパ液などの水分が「水(すい)」となります。

この三つのバランスが崩れると、カラダは“疲れ”などの形で悲鳴を上げ始めます。
それを改善するために考えられたのが漢方薬です。

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「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の均衡をととのえる「救心製薬」の伝統生薬研究会製品には、希少な動物性生薬が含まれています。

今回の勉強会では、店頭に並ぶ漢方薬に含まれる生薬のなかでも鍵となる

牛黄(ごおう)
麝香(じゃこう)
鹿茸(ろくじょう)
羚羊角(れいようかく)

についてそれぞれのルーツや薬効などを古典からの引用も交えて解説いただきました。

4つの生薬の概要はこんな感じです。

牛の胆嚢にできた結石である牛黄は、希少性の高さから動物性生薬の王様と呼ばれています。活性酸素をすばやく取り除き、血をサラサラにするそう。「気」を補い、体力の回復や疲労を軽減するのです。

「気」の滞り解消にパワーを発揮するのは麝香。ストレスよって滞った木の流れを素早く改善し、中途覚醒や消化不良の緩和へと導きます。

雄鹿の幼角を乾燥させた鹿茸は、バイタリティーを補います。虚弱体質の改善や、手足の冷えなどに効果があるのだとか。

そして、デジタル社会に寄り添う生薬として注目を集める羚羊角。ウシ科サイガレイヨウの角になります。首から上の滋養強壮剤とされ、目の痙攣や頭にこもった熱をクールダウンさせてくれます。
カオリさん曰く、ゴツコラも近い働きをするそう。こんな風にハーブともリンクさせられるのが「Dgs Phytreat」ならではですよね。


ひと口に“疲れ”といっても、さまざまな要因が絡んでいることを知りました。また、症状に応じた漢方薬があるのはとても心強いものです。なかでも、植物同様に動物性生薬は効能に個性が反映されているというエピソードが印象的でした。

ちなみに「血(けつ)」が不足しやすく、疲れると頭の中がいっぱいいっぱいになる私。この講義を経て、羚羊角が配合された「能活精®」がおまもりに加わりました。

およそ90分間の勉強会はあっという間に終了。
みなさまの健康のお役に立てるように、もっと理解を深めてまいります。



今回ご紹介した生薬を用いた「救心製薬」の製品は、Dgs Phytreatの店頭にてお取り扱いしております。お気軽にご相談ください。



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