先日開催された「秋のハーブ調合教室」の様子を、@マッキー@編集部🕊️ よりダイジェストレポート。現地参加されたみなさんは、 自らの手でハーブブレンドを調合するという贅沢な時間となりました!

開催日時:2024年11月24日(日)11:00〜
開催場所:Dgs Phytreatまたは、オンライン(アーカイブあり)



「秋のハーブ調合教室」が開催された11月24日。Dgs Phytreatがある東京も、冬らしい寒さを感じる頃となり、秋と冬の間のご自身の体調を見つめていただく時間となりました。


寒い季節はみんな「温め」が必要って本当?

まず参加者のみなさんにしていただいたのは、ご自身の体調チェック。気温も湿度も下がってきて、今気になっている症状や体調の特徴はどんなことでしょう?

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そもそも秋が深まってくると、多くの人が温活であったり、冷え対策に気をつかいますよね。

でも冷え対策が必要な人もいれば、実はそうでもない人…温の性質が過剰になっていて落ち着かせる必要がある人もいるのだそう。

このチェックは、ご自身の状態がどちらに寄っているかを見極めるためのもの。

「Phytreatの調合理論は、その人の今の状態をハーブが持つ性質で補ってバランスをとっていく理論。ハーブの性質を意識することも大切ですが、まずは根拠となる症状を見極めることを重要視しています」とカオリさん。

チェックが終わったら見えてきたご自身の性質と資料をもとに、”ピン”とくるハーブを選んでいきます。

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「冷え」が原因の症状が気になる人のための、「温」性のハーブ。「温」の性質が過剰なことによる症状が気になる人のための「冷」性のハーブ。また秋にも症状が出やすい、アレルギー症状のためのハーブ。資料にはそれぞれの代表的なハーブが紹介されていました。

なお、ここでいう「冷え」というのは、手足が冷たいというだけではないというのもポイントです。変化などへの適応力や、内臓の働きなど「全体的に機能が低下していることも示す」概念的な「冷え」のこと。

逆に「温」の性質が過剰というのは、手足が温かいというだけではありません。落ち着かせたり、どろどろや詰まりを解消させたり、炎症を緩和させる必要がある状態を言うのだそう。

冷えや温、どちらかの性質によっている人もいれば、両方の性質がある人もついている人も。

でも、そう聞くと、温めてばかりなのは今の自分の状態には合っていないのかも、と思い至る方もいらっしゃるかもしれません。みなさん、どうでしょうか?

さて参加者のみなさんはというと、カオリさんにアドバイスをもらいながら、1人5〜7種類のハーブを選び終えたところ。さあ、ブレンドをつくっていきます🌿


気分はまるでカオリさん。特別な調合体験!

今回、現地参加のみなさんには、普段カオリさんがしているように、あの木箱や大きな袋からハーブを取り出して、秤で分量を量りながら調合作業をするという特別体験をしていただきました。

写真は、1つ目のハーブとして、ネトルを入れているところ。みなさん、慎重!

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1種類ハーブを取り出すたびに、みんなで香りを確かめ合えたのも現地参加ならではの貴重な体験でした。

名前は知っていてもシングルの状態では見たことがなかったハーブ。香ったことがなかったハーブ。自分とは異なる性質の方がいるから、お目見えできたハーブもありました。

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綺麗に丁寧に並べながら入れてくださる様子にも、みなさんのハーブ愛を感じます💛


オンライン参加の方々にも、このように登場ハーブを一種類ずつご紹介していきました。

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香りまでは無理ですが、Dgs Phytreatが揃えている質の良いハーブ本来の姿を見ていただけたかと思います!


混ぜると香りが変わる。ブレンドのマジック

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最後にマロウを入れた途端、「可愛い!」と声が上がったのが、こちらの @さき さんブレンド。緑のトーンの違い、そしてそれを引き立たせるマロウのパープルが美しいですね。

お一人、お一人、ブレンドができるたびに、見た目や香りの違いに驚き、みんなで感想を言い合うのも楽しい時間でした。

そしてそしてハーブのブレンドは、選ぶだけでなく、混ぜるところも重要なんです!   

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重いハーブも軽いハーブも均一に混ざり合うように、下から上へ、何度も何度も混ぜていきます。

そうしてブレンドされたハーブは不思議なことに、綺麗に並んでいたときとはまた香りが変わります。

強く香って目立っていたハーブも、ブレンドすると他のハーブとほどよく仲良くなるようで、香りの調和に「まとめてくれる」「包んでくれる」そんなワードが飛び出していました。


こちらは、@akiaki さんブレンド。
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葉だけでなく、お花も実もありハーブのブレンドならではの華やかさ感じるブレンドになりました。

そして、こちらが @キサラ さんのブレンド。
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ブレンド前はわりと落ち着いた表情でしたが、ブレンド後はまるで秋の森の足元のよう🍂    強かったジンジャーやタイムの香りもふんわりまろやかになっていました。


最後が、@keiko さんブレンドです。少し多めの種類が入って、香りも複雑で華やか!

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みなさん同じ「秋のブレンド」なのに、全然違うブレンドになっているのを見ているだけでも楽しいのではないでしょうな。

袋詰めも、ハーブの種類の裏書きもご自身でしていただいてイベントは終了。

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「初めから全部のハーブを知っているわけではないし、香りも想像つかないと思うのですが性質で分類された状態で作ると失敗も少ないのでぜひやってみてください」とは、カオリさんからの調合についてのアドバイス。

調合を試してみて「合わないな」と感じるのもまた学びのひとつです。

ご自身の症状を見立てたい、ハーブを実際に香りたいという方は、ぜひお店や次回のイベントにいらっしゃってください!

寒さが増す季節、ご自身の性質に合ったハーブがともにありますように🌿


★アーカイブ参加のみなさまは、視聴期限が12月21日(土)までとなりますので、お見逃しのないようにされてくださいね😉

コミュニティ会員のみなさまへ
コメント覧に少し写真を追加しますね☆